こんにちは!
トレーナーの植田です。
前回に引き続き 今回は『乳酸は疲労物質ではなかった』というお話の後編をお送りします!

今では否定されつつある『乳酸=疲労物質』の考え方ですが、 ではいったい何が疲労を作り出しているのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
疲労の主な原因
疲労の主な原因は次の3つの説が現在有力とされています。
①水素イオン
②エネルギー源の枯渇
③その他物質の蓄積
それぞれ見ていきます。
①水素イオン

乳酸生成過程で発生する『水素イオン』が体内の酸性度を高めて筋肉の働きを低下させると言うメカニズムが現在最も有力な説だと思います。 ただ、これも有力な『仮説』であり 人間にはわかっていません。

僕がアメリカの大学で運動科学を専攻していた時に出会った仮説で 既にその頃から一般的になりつつありました。
②エネルギー源の枯渇
筋肉内のグリコーゲンが少なくなってくると、エネルギー供給が不足します。 それにより筋肉が働きにくくなるという考え方も有力です。

これも考え方としては体感的に納得ですね。
ここでいうエネルギーは『ATP(アデノシン三リン酸)』の事です。
これは運動中も産生されますし、休憩中にも必要レベルまでどんどん作られます。
(それにより疲労が回復していく感覚は納得な感じですね。)

③その他物質の蓄積
リン酸などの『代謝産物』が疲労に関与しているとされています。
これも水素イオンと同じようによく言われる考え方で、ただ、どれも仮説の域を出ません。

これら3つの説が現在 世界で1番言われている『通説』です。
八田 秀雄先生の著書
『乳酸と疲労』の研究で、日本で最も有名な方が運動生理学者の八田 秀雄先生です。
2025年春まで東京大学の教授をされている予定で めちゃ有名です。
先生の本とも 僕が大学の時に出会いました。

ある種の衝撃でしたね。
先生は『乳酸の役割』や運動生理学の解説で 特に『運動時の乳酸の影響』を分かりやすく本で解説されています。
先生ははいくつか著者を出されていて、例えば『乳酸〜「運動」「疲労」「健康」との関係は?』などです。
気になった方は読んでみるのもいいかもしれませんね。
面白いですよ!
それではまた!

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