こんにちは!
医療系トレーナーでもある植田です。
前回まで 高血圧の基準のカラクリをお話しましたが、基準を下げると医師や病院が潤うとともに何故医師会などは製薬会社にも忖度する必要があるのかと疑問思われた方はいらっしゃるかも知れません。
今回は日本高血圧学会と製薬会社との癒着についてお話します。
前回の裏付け根拠ともなる情報です。
(高血圧シリーズ→高血圧症は気にしなくて良い①~基準のカラクリ(ざっくり編)~)
基準はガイドライン
日本高血圧学会は『高血圧治療ガイドライン』という冊子を発行して、そこに書かれた基準値によって日本中のお医者さん達は患者が高血圧かどうかを判断します。
約5年ごとに下がっている理由
『高血圧治療ガイドライン』は5年ごとに改訂されて、その度に基準値が下がっていったりします。
しかも根拠がないまま日本高血圧学会のメンバーの話し合いで適当に基準は決められてしまいます。
指針作成医9割へ寄付金。 (製薬会社から)
製薬会社からの 寄付金が明らかになった事例があります。
2008年の読売新聞の記事です。
全国50の国公立大学に求めた調査で2002年〜2006年の5年間で受け取った寄付金の額と提供者が公開されました。
何かしらのガイドラインを作る約9割の学者が製薬会社から寄付金を受け取っていたそうです。
2004年の高血圧ガイドラインを作った委員の9人全員が寄付金を受け取っていました(合計約8億2000万円)
1番多くもらってた人で約2億3000万円でした。
こういう事実もある事を知っていれば高血圧に対する見方が変わるかも知れないですね。
その上でどれだけ高血圧を気にする必要があるのかをご判断いただければ良いのではないかと思います。
次回は このような基準に振り回されて そもそも診断された全員が薬等で高血圧を無理やり下げる必要はない理由を僕の言葉でご説明致します。
お楽しみに!
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