こんにちは!
国内外アスリートの怪我や体もケアしてきたトレーナーの植田です。
(今回のサムネには明石海峡大橋を望む景色も良い場所の写真を使いました。)
今回も運動による筋肉痛や疲労感の軽減方法についてです!

前回の 筋肉痛を軽減する方法 ~アスリート向け~の各種『アスリート向け』のリカバリー方法の交代浴をご説明致します。
何を交代するのかな? 気になる方は是非読んでいってください🙂
(スポーツ選手のリカバリー方法に興味のない方は今回もスキップして頂いて大丈夫です!)
(前回の記事→筋肉痛を軽減する方法 ~アスリート向け④~(水浴))
交代浴とは
冷たい水と暖かい水を交互に入浴します。
そう、人が交代に入浴するのではなくて、水の温度を交代して入ります。

5分置きぐらいを数回が一般的じゃないでしょうか。
効果は 浮腫(はれ)の形成を減少させ、炎症経路に影響を与えて痛みの感覚を低下させる可能性があります。

また、筋肉の損傷を減少させる効果(=血中クレアチンキナーゼ濃度の低下)も。
Vasodilation
前回の「水浴」の所でもご説明しましたが、水浴のみよりも静脈拡張の効果がより大きくなります。

僕の居たThe University of Toledoのトレーナーズルームの治療室では、特に疲労が溜まりやすい陸上長距離選手等がよく交代浴をされていて、アイシングの効果と Vasodilation(=静脈拡張による血行促進)効果が狙いのメインでした。

冷たい水に入り血管が収縮した所に暖かい水に入ると一気に血管が拡がります。
これにより通常の室温に戻すよりも温めると血流がドババババと促進されます。
頭が爆発しない様に、今回はここまでにします!
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5932411/pdf/fphys-09-00403.pdf

次回もお楽しみに!
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