こんにちは! トレーナーの植田です。
減塩の嘘についてもう少し説明していきます!

減塩健康論
昨今の『減塩健康論』の元となっている調査をご紹介します。
戦後の1954年 GHQのダール博士が日本各地で塩の消費量と高血圧・死亡率をそれぞれ調査しました。

その中で主に南国の鹿児島と雪国の青森のデータが比較されました。
・塩分の平均摂取量は鹿児島が14g、青森が28gでした。
・高血圧の発症率は鹿児島が20%、 青森が40%でした。
この単純データが結論づけに用いられました。
ダール博士の調査の問題点
気候や他の原因は未調査で「高血圧は塩の摂りすぎが原因」と疫学的なデータとして結論を出してしまいました。

つまり、この調査では因果関係は分からないが、統計として『○○が高い地域では□□という病気が高かった』というデータだけで それを因果関係としてしまったのです。
実際に塩分摂取量が高血圧の直接的な原因かどうかは、この調査方法では分かりません。

寒さによる血管の収縮こそ原因と指摘する学者もいます。
塩には体温をあげる作用
以前にも話した様に 塩には体を温める作用がある為、寒い地域では必然的に塩分摂取量が多くなるのが自然です。

減塩ブームで東北地方の平均体温が下がりました。
昔よりも減塩が定着した今も、日本人の高血圧は減っていません。(現在は予備軍を含め5000万人以上。 基準も変わっていますが。)

減塩は高血圧と関係が無いもしくは薄い事を示していますね。
↓参考になりそうな動画を置いておきます。
お塩シリーズ→体に良い塩と悪い塩①
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