こんにちは!
牛乳でお腹を壊す系トレーナーの植田です!
前回の続きの牛乳が体に良くないとされる理由の1つ『乳糖を分解出来ない日本人が多い事について』ご説明します。
前回の記事↓

乳糖を分解出来ない日本人が多い。
牛乳に含まれる糖分を乳糖と言いまして、赤ちゃんの頃にはこれを分解できるラクターゼという酵素を持っているのですが、日本人は成人になると約85%の人がこの酵素を失ってしまうとされています。
牛乳を飲むとお腹を壊す人はこれが原因とも言われています。

カゼインの問題
個人的にはこのカゼインの問題が牛乳の1番のデメリットと思います。
牛乳のタンパク質は殆どの人が消化できないα型カゼインが主です。
加熱殺菌もされている為、この分解に必要な酵素も死滅しており、分解できないタンパク質は未消化物となって腸を汚したり、アレルギーや発癌の原因となる可能性があります。
また、カゼインは胃の中でミネラルの吸収障害を起こす事もわかっています。
免疫細胞の70%がいる腸が荒れると免疫が落ち、常に荒れていれば慢性炎症となり、動脈硬化やがん等の病気の原因となりえます。
また(腸内の同じ箇所で慢性炎症が起こっていれば)近年で話題の 「リーキーガット症候群」(腸漏れ)を引き起こす可能性も言われています。

牛乳が良くないと言われる1つにはこの様な事があるので 鵜呑みにせずご自身で1度ご確認して頂き、食事を見直すきっかけとしていただければと思います。
(全⑤回)次の記事⇒牛乳は体にいい?③
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