こんにちは!
栄養に少しマニアックなトレーナーの植田です。
今回は塩の製法とオススメのお塩をご紹介します。
前回の記事→体に良い塩と悪い塩③
塩の製法の種類
ここで知識として一般的な製塩法を簡単にご紹介します。(ざっくり解説です。)

・精製塩: 膜で塩分を集めます。
・岩塩: 岩を掘削します。
・天日塩: 海水を塩田に撒いて 天日干しします。 太陽と風により水分が蒸発するのを待ちます。
・煮窯塩: 海水を窯で煮ます。(これらの方法では塩分とその他のミネラル(にがり)が分離し、ミネラルの多くが失われたりもします。)
製造工程をチェックしよう
どういう処理をして塩を作っているかの製造工程は、通常は 塩のラベルに記載されていて以下のようなものがあります。

①「イオン膜」「立釜」
→化学塩 なので❌
②「逆浸透膜」
→ミネラルが欠け気味 なので△(製品による)
③「天日」「平釜」
→天然塩なので◎
「天日・平釜」 の左側(天日)は凝縮方法、
右側(平釜)は結晶方法です

(上記は大まかに分けて書いていますので、同じ製法でも製品によって 良いもの、そうでないものもあります。)
なお「混合」と書かれたものは添加物が入っていたりする塩で×(あるいは△)です。
ではさっそく個人的にオススメの塩をご紹介します。
ぬちまーす -おすすめの塩-
「ぬちまーす」は沖縄の塩でオススメの塩の1つです。

オススメの理由はミネラルの数(21種類)とその量(精製塩の約50~200倍)とバランスです。
これは「常温瞬間空中結晶製塩法」という新しい技術で、海水を霧のように空中に撒いて温風を当てて水分だけを飛ばし、ミネラルの損失を防いでいます。

また僕の周りの健康志向で栄養や食の情報通の人達のオススメがぬちまーす推しが多めでしたが、以前に紹介された硫酸イオンの問題で他の天然塩を摂られる方もいらっしゃいます。(硫化イオンは後日また触れます)
福崎店に置いてある本の著者で医師の城谷昌彦先生もぬちまーす推しです。

最近では先程言及した硫酸イオンが天日干し塩の約13倍入っている事の懸念も言われていますので、もしこれが気になる方は次回おすすめするお塩を参考にしてしてみてください。

次回はそれ以上に個人的におすすめのお塩をご紹介していきます。
お楽しみに~
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