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【番外編】高血圧と減塩の嘘④~減塩の崩壊~

こんにちは! トレーナーの植田です。

減塩の嘘について引き続き説明していきます!(今回で最後です)

実験をバーッと説明していきますので、興味がなければスキップしても大丈夫です。

事前知識としてイメージの元となった『減塩健康論』はこちらをご覧下さい。→【番外編】高血圧と減塩の嘘②~なぜ減塩を言い出したか~

(前回記事:→【番外編】高血圧と減塩の嘘③~減塩の崩壊~)

超多量の塩をラットに与えても、半数以上は平気


塩と高血圧を結びつけた無茶苦茶な論文の1つに1972 の『メーネリー博士の論文』というのがあります。

10匹のラットに塩で味付けした餌と水を与え、そのうち(10匹中)4匹が高血圧になり、「塩は体に悪い」と結論づけてしまいました。

ただしこの時与えた塩の量が問題で、人間で言うと毎日500gの塩を与えた量に相当します。

但し(10匹中)6匹はこれでも高血圧を発症しなかったのです。 この方が驚愕の発見です。

発症した4匹は狭くて明るいゲージでストレスも影響した可能性があります。

さらに〈塩感受性の高いラットを用いていた〉というめちゃくちゃぶりです。

9割の日本人は塩分を摂っても血圧は上がらない


ちなみに塩感受性高血圧は日本人の1前後と言われています。

(9割の人は塩分を摂っても血圧は上がりません。 文献によっても数字が変わりますが、高血圧患者100人中の1~2人がそれとも言われています。 該当する方は天然塩を摂るなどして気をつけた方が良いかも知れません。)

塩分が高血圧と関係がないとの研究がいっぱい


世界中で数々の研究が塩分摂取と高血圧に関係がないと結論づけています。

いくつかご紹介します。

『1988と1999年のインターソルト研究』(→塩分摂取量と高血圧関係なし)


(32カ国52地域の疫学調査)が実施されました。

尿から塩分摂取量を測りました。

結論は食塩摂取量と高血圧には関係がないとされています。

関係があるとすれば塩分摂取量が増えれば血圧が低下していたと発表しました。

(天津では塩分摂取量が14g/日。シカゴでは6g/日。 しかし天津の人々の血圧低かったのです)

『名古屋市立大学 青木久三教授の研究』


ラットを4つのグループに分け、以下を与えて観察した 日本の研究があります。

①3/1の低塩分食+真水

②通常塩分食+真水

③10倍の高塩分食+真水

④10倍の高塩分食+塩分1%水

結果は

①②③の血圧変化はなしでした。

④は血圧が上昇し死亡しました。

(理由:高塩分食水で薄められなかった)

→つまり水で中和させれれば高血圧は発症しないということです。

遺伝性高血圧のラットは、「食塩摂取と血圧に関係ない。」と結論。

これらの信頼出来る数々の論文は何故かもみ消されています。

味噌汁の減塩も嘘


201310月 『日本高血圧学会』が下記を発表しています。

味噌汁の塩分は血圧に影響しないという研究結果。

味噌汁には血管年齢を若返らせれる作用がある。

減塩すると早死にする


ランセット(英医学誌)』掲載の有名な研究です。

健康な2575歳の成人約21万人を対象にアメリカ国民栄養調査からデータ得て作成。

食塩摂取量と患っている病気について調べました。

結果:食塩摂取量と高血圧に関連性なし

心筋梗塞や心臓血管疾患の死亡率は塩分摂取量の最も多いグループが最も低かった

塩分摂取量が最も少ないグループはむしろ死亡率が1番高かった

食塩を適度にしっかり摂るほど長生きになり

減塩食を食べれば心筋梗塞などで早死にする可能性が高くなるという事になりました。

グラウダル博士はそれまでに発表されてきた論文を再検討されました。

最も好ましい塩分摂取量は6.712.6g(米公式は5.8g)と彼は結論づけました。

減塩思考を脱却しよう


病院に行けば「塩分を控えなさい」「コレステロールに気をつけなさい」と言われ、処方された薬を飲み続けても一向に体の調子は良くならない..

こういったケースに陥っていませんか?

騙されていませんか? 減塩そのものは果たして正しいのでしょうか? 薬は病気を治すのでしょうか?

参考にできそうなサイトを載せておきます↓

https://www.ps-corp.co.jp/column/health/n012.html

https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/pinpin-korori/correct-knowledge-of-saline-intake-per-day/

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