こんにちは! トレーナーの植田です。
散々脱線していましたが..

今回は格言のお話に戻りまして、ヒポクラテス先生が断食についても言及されているので、そのフレーズをご紹介していきます。
断食やプチ断食等のファスティングについての詳しい話はまた改めて別の機会で書きたいと思います。
前回の記事リンクはこちら↓
腸が休まる時がない現代

基本的に現代人は1日3食、人によっては間食等含めると4食、5食になっています。
ボディビル等の大会に出られる方は、こまめにタンパク質を補充したりするので、7食ぐらいになる方もいらっしゃいます。
腸は常に稼働していて休む暇がなく、かなりの負担をかけてしまっています。

大まかなイメージで、食べている時はデトックスは行われず、食べていない時にデトックスが行われると思ってください。

これも大げさにに言うと、常に食べ物を体に入れている状態が続くと腸が疲弊し、デトックスの暇もないというイメージです。

そこで活躍するのが食べない時間を意図的に作ってあげる「断食」です。
腸が働かない時間を作ってあげる事により、腸が休まり 体から毒素が抜けていき、身体が整っていきます。
ヒポクラテス先生はその断食の効果について格言を残されていますので4つご紹介します。
「火食は過食に通ず」

火を通したものは美味しくて食べやすく、ついつい食べ過ぎてしまうと言う事でしょうか。
「月に1度断食をすれば病気にならない」
月一で身体が整うのですね。 病気にならないとまで言われていますが、それ程重要という事でしょうか。

「満腹が原因の病気は空腹によって治る」
満腹(食べ過ぎ)によって作られる病気があるという事ですね。 その治療は至ってシンプルで空腹を作る事だそうです。

「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る」
これもやはり食べ過ぎが 体の調子を崩し、病気を助長する原因という事を仰っていますね。 そういえば風邪の時も食欲が下がったりしますよね。 あれは食べ物の消化にエネルギーを注がず、体を治す最善の環境を整える為であって、ああいう時は(脱水には注意しながら)無理に食べない方が早く治ります。

では次回お楽しみに〜
(次回のヒポクラテス⇒ヒポクラテスの格言⑤(自然治癒力1)
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