こんにちは!
トレーナーの植田です!
先日、福崎店にも置いている本の著者で医師 城谷昌彦先生に、ケトン食が合わない人というのが居るかどうかを聞いてみました。
その答えは「いる」でした。

昌彦先生曰く、ケトン食が合わない人と言うのは、副腎皮質が疲労などで上手く機能していない人で、そういう方はケトン食が合わないそうです。
副腎とは、50種類以上のホルモンを産生、分泌している左右の腎臓の上にある約5gの非常に小さい臓器です。

副腎の主な働き
・ステロイドホルモンの分泌。(コルチゾール、アルドステロン、性ホルモン等)
・エネルギー産生(炭水化物代謝、血糖コントロール、糖新生)
・脂肪の燃焼
・電解質バランス調整
・抗酸化活性
・ストレス反応
・免疫力アップ→がん予防
・性ホルモン産生
・心臓や血管の循環器系の調節 等
副腎が(疲労などで)弱っていると、これらの中で、栄養素の代謝の所がネックとなるそうです。

副腎機能が弱ってると糖新生に影響
ケトン食では糖質量の厳しい制限がある為、体の中で糖分が枯渇した際に、通常ならば「糖新生」と言って、脂肪やタンパク質から糖分が作られるのですが、副腎が弱っているとこれが出来ないので そういう人にはケトン食は合わないそうです。

ケトン食が効果的な方
逆に、例えば肥満体だけどバリバリ働ける様な元気なタイプの方は副腎がしっかりしている可能性が高いらしく、そういう方にはケトン食は効果てきめんだそうです。
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